2022年6月29日更新

全教千葉は臨時教職員を応援しています!

臨教の活動紹介

2023年度 二次試験対策講座(終了しました)

 臨時教職員サークル「虹の会」「東葛・松戸虹の会」では教員採用試験対策講座を持っています。

2019年に千葉で開催された

全国臨時教職員問題学習交流集会




2019年全国臨時教職員問題学習交流集会 プレ企画


すべての臨時教職員及び再任用の雇用と

待遇改善に関わった交渉


教育に臨時はない

未配置問題の解消は、県教委の責任で

 

 全教千葉は、臨時教職員の待遇改善を実現するため県教委に要求書を提出し交渉も行っています。

常勤講師の年休繰り越しや交通費支給の拡大、雇用年齢制限の撤廃などを勝ち取りました。

 

 しかし、根本的には地公法の脱法行為までして、本来正規採用すべきところを大量の臨時的任用講師でまかなう県の政策を変えるところまでには至っていません。

 

 7月の教員採用選考では、地公法の趣旨からいえば

「県が辞令を出して連続雇用をしている講師は教師としての職務遂行能力を認めている」ので、すぐにも正規採用すべきなのです。

いつまでも、臨教頼みの政策を変えないので、3年前から異常事態になっている「未配置問題」が起きています。

 

 人間の大切さを教える学校で、それを教える教師が大切にされずにいます。これで子どもたちに人間の大切さが伝わるでしょうか。県教委交渉でこの方針を変えさせるべく闘っていきます。


教育に臨時はない

臨時教職員の年休繰り越し実現!

2018度4月1日より未消化分の年次休暇が繰り越しに!

1日付以外の採用に、日割り計算での交通費支給も

全教千葉の臨時教職員問題での粘り強い交渉の成果


年休繰り越しを検討・他の要求でも前進

臨時教職員問題で対県教委交渉

全教千葉では、臨時教職員問題の改善をめざして、毎年、県教育委員会と交渉をしてきました。

その結果、この数年だけでも

  • 臨時的任用教職員の健康保険、年金継続
  • 教採受験年齢の撤廃
  • 臨教の特例幅の拡大
  • 年金継続期間までの常勤雇用拡大 等の前進を勝ち取ってきました。

全文を掲載しますのでご参照ください。また、交渉に際して、多くのご意見、ご要望を頂きありがとうございました。

 






 虹の会は「教育に臨時はない」「みんなすてきな先生に」をキーワードに

正規も非正規も含めた多くの教職員が手をつなぎ千葉県の教育をよくしていきたいと願っています。

「教育力量を高めたい」「すてきな先生になりたい」という思いに正規も非正規もありません。

ですから、虹の会では教育実践講座を大事にして企画しています。

また、レクリエーションや交流会も企画しています。

特に資格はありません。サークルをのぞいてみませんか?

 


虹の会のニュース





教員採用選考についての県教委交渉
 全教千葉は県教委交渉を粘り強く行い、この17年間で採用試験問題は全国に学びつつ、大きな前進を勝ち取っています。
 ①講師特例
  ・13年前に実現。それまで35歳未満だった年齢制限を41歳未満までにし、一般教養、教職教養の免除を勝ち取る
  ・講師特例の範囲を県費負担職員から、市費にも拡大。教員免許を前提にした雇用を概念に。
  ・10年前受験年齢制限をついに撤廃。
  ・特別支援学校等の「実習助手」を特例範囲に拡大。
  ・2015年度から、前年度の1次合格者で臨教として勤務しているものには講師特例として1次試験の1部免除を勝ち取る。(大変不十分だが)

  ・2017年度から、受験年齢制限の完全撤廃を勝ち取る。
 ②採用試験公開問題
  ・15年前、試験問題の持ち帰りを認める
  ・試験問題の部分開示
  ・試験結果の部分開示
 《採用選考の問題点》

★講師経験者の経験が適切に反映されていません。試験結果から見ると、この10年以上、毎年新卒者と既卒者の合格者割合がほぼ同率になって

  おり、明らかに枠を決めて合格させています。

  また、少なく見積もっても数年間にわたり連続雇用しながら、採用しないことは地公法22条に反し、労働契約法、労働基準法の立法趣旨に反する

  疑いが強いと言わざるを得ません。また、百歩譲って、試験結果が合格ラインに達しなったとしても、そのものに不合格通知とともに「講師登録書」

    を同封するなどは法に反するだけでなく、臨時採用教職員に耐え難い屈辱を与えるものであり、人権侵害の疑いを禁じ得ません。

★情報公開が一次の一部の内容に限ったものです。面接、模擬授業など恣意的判断が入りやすいものについて非公開になっています。全く不透明 

   です。次の年に頑張ろうとしても、努力のしようがありません。
★1次試験に集団面接を行い、基準は全く不透明で試験全体の不透明さを増しています。

★校長の勤務状況調査について、採用試験におけるウェートを重くしてきて、諸刃の刃になっています。

    「自分の学校に採用してほしいか」を校長に問い、校長印、地教委の教育長印を押させている。などひどすぎます。お気に入りになれと言うことで

    しょうか。

★小学校に大学の推薦試験を導入し、各大学から1名の枠を設けて、採用している。これは、1級取得を条件にしており、教員の多様性をそぐ内容に

    なっています。
★小学校の第2次試験「模擬授業」に整列、行進などを加え、ほとんど教育課程の中で行われていない「軍隊式」教育の内容を導入していますし、体      育実技なども他県では無くしてきています。
★障害児教育で多く採用さている「介助員」「補助教員」等および週10時間の講師については特例対象外にされ、不公平です